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2004/05/01

アダム・コーエンに唸らされる

アダム・コーエンのアルバムが安かったので買ってみた。購入時の決め手は曲目に「Cry Ophelia」というタイトルがあったから。それだけ。アーティストは「誰それ?」状態。リニューアル直前の母体ページになるはずのHPで「演劇×音楽」ディスクレビューの連載(不定期だが、連載なのだ。半年も間が空いても連載なのだ)を始めてから、シェイクスピア作品に関する音楽には無条件に反応するようになってしまった。曲についてはそっちで書くことになるだろうから、アルバム雑感をこちらで。

ディープな洋楽ファンは一発で「コーエン」という名字に反応したことだろう。オイラも「もしかして……」という予感が実はあった。果たして彼は偉大なSSW(この表記、昔はわからなかったので書いておく。シンガーソングライターの略ね)、レナード・コーエンの子息であった。ただし声質に似通ったところはあっても音的にはまったく共通性がない。簡単に云うと打ち込み系。ちと薄味。ところが楽曲に味があって、珍しくヘビロテ状態になってしまった。毒気のないピーター・ガブリエル? やけにおとなしいU2? まごうことなきアメリカの音楽なのだけど、ブリティッシュ・ロックの消化具合が、不自然でない形で見え隠れしているのです。

全編通してプログラミングされたドラムをベースとしたリズムになっているのが特徴なのだけど、要所要所にピアノとかマット・チェンバーレインのドラムとかを付け加えて肉感的な音に昇華しているあたり、実にうまいのです。ちなみにマットはPearl Jamでのキャリアが有名だけど、自分的には大好きなエディ・ブリッケルニュー・ボヘミアンズの初期ドラマーという認識だったりする。特に感動したのが「Down She Goes」てな曲。アーバン感覚いっぱい。これをバックにビル街の夜景を見ながらグラスを傾けてみたいものです。なりきりっ子ですね。後半、ドンピシャのタイミングで切り込んでくるマーク・アイシャムのトランペットも最高。1998年の作品でして6年たってるわけですが、その後の動向がつかめませぬ。新作が出たら聴いてみたいもんだね。

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