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2004/05/12

猟盤という密やかな愉しみ

金さえあればな。違った生き方になっていたことだろう。オイラは残念ながらないのである。そこでもっぱら中古CDを買っている。実はこの雑記で紹介している作品も90%以上が中古盤だ。

しかし、ただ安いから中古CD屋に足を運ぶというわけではない。名前も知らないような作品に出会えるという意味合いも強いのだ。そうでなきゃ雑記の第1回で書いたJELLYFISH KISSなんてバンドは一生聴いてない。現在、新品購入はほとんどAmazon頼りになっているのだけど、ネット購入は寄り道がないのだよ。そして廃盤やレア盤は新品で買うことができない場合が大半。実際、探し物で新品で買えないものはたくさんある。猟盤という密やかな愉しみのお陰で、うちのCD棚(1000枚以上入る)は収まりきらず、畳の上に積まれる数が同じくらいの量になりつつある。

中古CD屋で棚を見ていると世相や流行り廃りが垣間見られるという面白さもある。例えば、あんなに爆発的に売れたt.A.T.u.のアルバムは今年に入って間もなくして250円になった(ので、つい買った)。ここまでアッサリ値崩れしたアーティストも珍しいんじゃないか。楽曲は優れているのにな。特にトレヴァー・ホーンが関わった曲はものごっついパワーポップだ。ま、t.A.T.u.の滑落ぶりが中古CD屋どころの騒ぎじゃないというのは、『Dvesti Po Vstrechiy』という彼女らがロシアで出したアルバムのAmazonでの価格を見ればわかるわけだが。500円だぜ。マーケットプレイス価格じゃないんだぜ。思わずショッピングカートに突っ込みそうになっちまったヨ。

そんなわけで先日、近所のブックオフ(ブクオフでもブコフでも好きに読んでくれい)2軒ハシゴして買ってきた猟盤報告なんぞをやってみようかと思う。

まずは250円から。
『The Baked Potato Super Live!』 GREG MATHIESON PROJECT
知らないのは罪だなぁの典型。COOL SOUNDのリイシュー盤だぜ。TOTOのメンバーが参加したロック的フュージョンの大傑作。噂通りの聴き応えある作品でした。
『Meanwhile』 3rd Matinee
これは知る人ぞ知るの典型。てか、ジャケも初めて見た。よく見つけたよなぁオイラ。長くなりそうだから次回、たっぷり解説する。
『As Far As Dreams Can Go』 Stewart & Gaskin
実は妥当かもしれない。カンタベリー音楽好きならはずせないデュオの作品。てか、来日公演も観に行ったし。今頃買ったのは、ダビングテープでの所有だったからです。
『En-Tact』 SHAMEN
購入理由は同上。学生時代はホントにレンタル&ダビングが多かった。当時のレンタル価格より安く買えるってのは大いなる魅力なわけで。「ムゥーヴェニマウンテ~ン」。
『Kick (Special Edision)』 INXS
今では完全に妥当な価格になっちゃったなぁINXS。通称『モアキック』。実は探してた。通常盤より6曲多い。「New Sensation」って曲が大好きでね。
『Lynx』 GALLEON
プログレ誌で紹介されてた記憶があって買った。何かスウェーデンのバンドらしい。ジェネシス・フォロワーの典型って感じ。でも好きだな。え、トリオ・バンドなのかよッ!?

ここからは105円でかつ聴いてない。
『Under The Wishing Tree』 Charlie Sexton Sextet
実は個人的に執筆中の本の絡みで買ってきた。セクストンのリーダー作3枚目。
『Will Power』 Joe Jackson
文字通りオイラの昔っからのバイブル『ブリティッシュ・ロック集成』に出てたな~と。
『Egyptology』 WORLD PARTY
1st&2ndアルバムをやはり安く購入して気に入ったものでな。
『Film Music Volume1』 Ennnio Morricone
映画音楽界の重鎮・モリコーネのベスト盤。Virgin正規盤でこの安さなら、まぁ買うかと。

こういう買い方をしょっちゅうやっているわけだが、単なる自慢っぽいので書くのに気が引けていた。でも、自分が買った理由を敢えて突き詰めてみるのって自分にとって意外と面白かったので、たまにはやってみようか。

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