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2004/08/31

桜丘社中の芝居を観てきた

浅草橋アドリブ小劇場という演劇小屋で桜丘社中の「僕の先生は土星会議には出ていたはずです」という舞台を観てきた。

どこぞの田舎にUFO騒ぎが起き、その民宿にUFO研究会などが泊まりに来る。一見、UFOに遭遇したいという同じ目的の元に集団行動しているかに見える人々なのだが、実のところ思いは個々に違う。そのバラバラな皆の衆はそれぞれ超常現象から何を得るのか?というようなあらすじ。

「なぜ芝居が面白いと感じなくなっているのか?」と真剣に悩みながら観劇した。で、ちょっとわかったような気がするんだ。要するにだな、自分にとって目新しいものが何もないんだ。もちろん目新しいと感じるかどうかの分岐点は人によって違うわけなのだけどな。物語で云わんとしていることに「そんなの一般的な考え方じゃん」と思っちまってな。面白い部分はストーリーと関係ない登場人物(ないし役者)たちの個々の魅力でしかないとさえ。些細なことでも何かしら新鮮に思えたらもっと感じ方が違ったはずなんだ。「面白かったのか?」と聞かれれば「面白かった」と答えるのだけど、その面白さはたぶん芝居としての面白さじゃない。別に1シチュエーションで展開するというだけのことで、映像媒体でなく生でやる必然性がどれほどあったのかとも。

云っておくがクオリティは高いんだよ。役者のレベル、舞台美術、照明、音響、文句のつけようがあまりない。演出も手堅いものではある。でも、観終わった後に何が残ったんだ? ぜひニヤリとさせてほしかったんだがなぁ……。あと、ごく個人的な話をすれば、近藤、佐藤、谷中を中心に持ってきてほしかったな。「芝居を観に行く理由なんて、役者を見たいからに決まってるじゃん」と云ったのは若き日の張替さん(わかる人だけわかればいいか)だが、オイラはこの言葉に衝撃を受けてね。物語の面白さや演出への期待感ではなく「役者見たいだけ」。実はまったくその通りだなと。で、オイラはなぜ桜丘社中を観に行ったのかというと、物語の面白さや演出への期待感ではなく、近藤、佐藤、谷中が見たかったんだなと。要約するとね。ま、これは一観客としてのバカなわがまま。

いや芝居が悪いんじゃなくて、オイラの見方が悪いんじゃないかとも思うんだがな。

音楽サイトとしての体裁をば。ホルストの『惑星(リンク先はAmazonで一番安いの)』がバックにたくさん流れてた。名曲だよね。プログレではやたら「火星」をアレンジした演奏が多い。KING CRIMSONの『In The Wake Of Poseidon』とか、Emerson, Lake & Powellの『Emerson, Lake & Powell』とかに収録。
劇中では「木星」がよくかかっていた。平原綾香のアレもみんなで歌ってたよ。原曲が好きで、あの歌も好きって人はあまりいないみたいね。そっちの方がマイノリティーなわけなんだけどさ。

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