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2004/10/05

TFF「Who you Are」レビューの続き

前回のTears For Fearsの新作『Everybody Loves A Happy Ending』レビューでやんすがね。あそこまで書いてアップしてカタカタと本題の曲レビューを書いてる途中で倒れるように寝てしまったのだよ。朝起きて「あ、いけね」と書き上げて続きもアップしようと保存ボタンを押したら……あれ? な、なぜブラウザが真っ白になってるの??? 頭ン中真っ白!(byA女E女) 私は誰? ここはどこ? あ、曲名は「あなたは誰?」だ……。

と、いうわけでああああんなに頑張って書いたものが全部パアでやんす。そこでサクッと続きを。要するにですねTFF版「Who you Are」はカート版と比べてみて、そんなにローランドがいるのかどうかわからんと。コーラスにもギターの音にもそれっぽさは感じるが、「らしさ」はあまり感じられない。だけどちゃんとTFFのナンバーとして成立しているのがエライ!というようなことを書いたわけです。唐突だがマイルス・デイヴィスのアルバムに『Sorcerer』というのがある。ここには「Pee Wee」という曲が収録されている。そしてマイルスのアルバムなのにこの曲だけマイルスが演奏参加していない。ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスという面子による演奏なの。でも、ちゃんとマイルスの音になってるという話があってさ。これは先ごろ最新版が出たばかりの中山康樹著『マイルスを聴け!』という本に出てくるのだけど、まったく同意見でね。そして「Who you Are」もまさに同じケースだと思ったのよ。純然たるソロ作『Tomcats Screaming Outside』を経て、TFFとソロの線の引き方を決めたローランド。TFFを離れ、ソロとしてのキャリアを積みながら自分なりのTFF観を深めていたに違いないカート。この2人だからこそのケミストリーを強く感じることのできる1曲ではないかと、ま、そんなことを書いたのよ。
一方でね、だからこそカッチリとまとまりすぎているという嫌いも否めなかったりはするわけで。アルバム全体を「期待以上の出来ではない」と評価している人はそこら辺が気になってるんじゃないかな。
でもまぁ、能書きはいい。日本酒でも舐めながらカートの囁くような甘い歌声で「今日はあなたは誰?」とね、聴きながら1日を振り返って自分に問い掛けてみるのもたまには悪くないじゃないか。と、中尾彬風に終わろうと思ったら自分が手にしているのはスコッチ・ウィスキーだった。

次回はRADIOHEAD登場。

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コメント

詳細な全曲レビュー、楽しく拝見させていただいています。
その話の腰を折るようでちょっとなんですが、

I don't suppose, no I don't suppose
You know who you are
Who you are, who you are today

このパートは「僕は君がいまの自分を理解でき
てるとは思わないよ」といった内容で、
「君は誰?」とすると微妙に異なるような気がします。

投稿: 柏原綺堂@ASA | 2004/10/07 08:48

柏原綺堂@ASAさま

いらっしゃいまし。オルタナソウルエイリアン、よく見てますよ。
訳はいっつもテキトーなもんですいません。ツッコミ大歓迎です。飲んでたのもウイスキーなんで、水を注されても大丈夫なんつって。

でもさ、タイトルが「Who You Are」だから、「君は誰?」と訳したかったわけでさ。ゆ、許してくださいませ。

投稿: SHIRO | 2004/10/08 06:55

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