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2004/11/03

TFF 『ELAHE』全曲レビュー その11「Ladybird」

Tears For Fearsの新作『Everybody Loves A Happy Ending』絶賛(一部で)発売中~(一部で)! で、記念全曲レビューの第11回でやんす。

先週にほとんど完成しかけていた長い文章がぶっ飛んで以降、めっきりシケこんでいたオイラであったが、休日でもあるし、思い出しつつまた書くかと重い腰を上げてみた。福島でのhiroちゃんのライブに行けなくてさらにシケこみそうな気分も、とりあえず吹っ切ってしまおう……。

さて、書かにゃと思った理由のひとつには、TFFの全米ツアーがどんどん消化されていっているということもあり。csz.comの各公演レビューを見ると、セットも固定されてきているようだ。前座にはDirty Vegasなる英国出身でトリオ編成のテクノ・ハウス・ユニット(アルバム『Dirty Vegas』と『One』は日本盤も出てるが後者はCCCDらしい。未聴)を迎えている。本編はオープニングに「Famous Last Words」のスタジオ・テイクが流れて開演! 基本セットは以下の通り。

Secret World
Call Me Mellow
Sowing the Seeds of Love
Closest Thing to Heaven
Size of Sorrow
Everybody Loves A Happy Ending
The Devil
Mad World
Quiet Ones
Who You Are
Break It Down Again
Pale Shelter
Snow Hill
Who Killed Tangerine?
Head Over Heels
Everybody Wants to Rule the World
-
Last Days on Earth
Shout

テキサス公演の演奏曲に「Pale Shelter」と「Shout」が加わっての全18曲。ちなみに「Snow Hill」はカートの弾き語りだという情報もある。バンドでやったらいいのに。セットはやっぱり新曲中心だ。テキサス公演で後半に集中してた旧曲はだいぶ散らして曲順を変えてきたね。いやー、それにしても観たい。10・28のニューヨーク・Beacon Theaterでのライブでは「Head Over Heels」の後にAmy Keysなる地元シンガーをゲストに「Woman in Chains」もやったらしい。羨ましい。ライブで聴いたら気持ち良さそうな曲だよなー。エイミー・キーズさんという方は、1989年に『Lover's Intuition』というアルバムを出しているのだけど入手困難かつ次作がまだないようだ。Phil Collins 『Live From The Board - Official Bootleg(邦題:マイ・ガール[ライヴ・トラックス])』で「Seperate lives」をデュエットしているのが彼女なんだそうで、一番手っ取り早く彼女の声を聴くならコレを探すのが早そう。オイラも中古CD屋で探して来ようかと。
そんなライブたけなわなわけだが、『ELAHE』から演奏されていない曲が2曲あるんだよね。そう、前回レビューした「Killing With Kindness」と、今回レビューするこの曲。

11曲目「Ladybird」
「Ladybird」と聞いて「Lady」で「Bird」だから「めんどり(雌鳥)」!と思ったら大間違いで「テントウムシ」のことな。オイラ、お恥ずかしくも知らなかったヨ……。ジャケットの中に絵もあるのにな。イメージとは恐ろしい。で、もっと恐ろしいのが歌詞なのさ。アコースティック・ギターに乗せてローランドのしっとりした歌声が美しく響いてさ、サビではカートもユニゾン被せてさ、そこからハモッたりキーボードが流麗に盛り上げたり、とっても甘美な音空間がズワーッと広がっているんだけどね。歌詞はさ、「ドボンと沈み込んで行くような日々」について歌っていてね、サビは「テントウムシが飛ぶと友は去る。テントウムシが去るとおうちが燃えちゃう」だって。「ゴルゴ13」の次は「永沢君」ですかッ!? 良い云い方をすればゴスっぽい、ぶっちゃけネクラな内容でござる。でも歌の比重が多くなかったらまごうことなきプログレだぜ!と思わせる曲展開が実にTFFらしく、オイラは好きだね。特に最後の方でさ、「とーもーはー去る~」と歌うカートの裏声はなかなか美しい。ライブでもやってほしいのになぁ。もったいない。もしもライブで演奏するとしたらこの曲なんかは特にチャールトン・ペタスが大活躍してくれそうなのだが。
さぁ、下手糞な前振りから話はチャールトン・ペタスに移る。Charlton Pettus。あまり有名ではないがこれからもっと注目される人物になる要素を持つ彼についてはだいぶ判明してきたよ。TFFへの参加の経緯は以前から書いているが、カートがソロ活動の延長で作ったバンドMayfieldに加入してカートの作曲パートナーになったところからスタートしている。ローランドにとってのアラン・グリフィスみたいなもんだな。ギタリストにしてキーボード・ワークもこなすチャールトンは、1990年前後にはSLUKAというバンドのメンバーだった。このスルカってのがまた日本で売れてたらしいんだよ。オイラ知らないんだけど。パルコのCMソングもやってたとか云われてもなぁ。思い出せん。『Emotional Battlefield』『Fear of Ordinary Life』という初期のアルバムは最初、日本でのみの発売だったらしい。ムチャクチャ聴きたいぜ。チャールトンはこの2枚で脱退。バンド自体はまだ存続しているようだ。その後、チャールトンはプロデューサーとして徐々にキャリアを積んでいき、Amanda Kravat率いるMarry Me Janeをはじめ、Taylor Dayne(『Naked Without You』)、Suzanne Cianiといった主に女性アーティストと組んでの作品作りをいくつか行ってきた。ま、アルバム丸ごとプロデュースってのは少なく、アルバム中の数曲を担当するといった形が多い。とはいえ、そのプロデュース仕事の中にヒラリー・ダフも入っていると聞けば色めき立つ人も多いことだろう。
Hilary Duff。逆にTFFを知っていてもダフ?誰それ?な80'sファンも多いことだろう。オイラがそうだったし。そこで、ここは丁寧に解説しておきたいので次回に続く。やたら文章長くなりそうだし。疲れたし。またぶっ飛んだらやだし。

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