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2004/12/31

今度は本当にTFF 『ELAHE』全曲レビュー その12「Last Days On Earth」

Tears For Fearsのアルバム『Everybody Loves A Happy Ending』は発売中でございます! で、記念全曲レビューの第12回。一回やりかけてズッコケましたが、これが本当の最終回でやんす。日本盤が無事に出なくても、UK盤『ELAHE』で噂のボーナス・トラック「Out of Control」が聴けそうなので、第13回もありそうだったりするが。現状だと、2・28発売でAmazon予約受付中。

ちなみに当のTFFはってえと、csz.comにてクリスマスに「Happy holidays everyone」と云いながら自分らが長期休暇に入ってしまった模様。春のUKツアーまで、基本的にはオフのようだ。その他の話題としては、例のボーナス・ディスクでリミックス盤が付いたベスト『Tears Roll Down: Greatest Hits 82-92』は1・17に発売予定。ちなみに『Tears Roll Down: Greatest Hits 82-92 [DeLuxe Sound & Vision] [Bonus DVD] 』などというボリューム・アップしたベスト盤×2(既発音源のみ)&ボーナスDVD(『ティアーズ・ロール・ダウン~グレイテスト・ヒッツ’82-’92』と同じ。しかもPAL方式)というディープなマニア向けアイテムも出ている。
そして残念な話なのだが、昔からのTFFファンには旧カナディアンの通り名で知られ、ハーフ・オフィシャルのファン・サイトとして情報を提供してきてくれたtearsforfearsfans.comが、どうやら落ちたらしい。何の前触れもなくいきなりアクセスできなくなったので、いずれ何らかの形で状況がわかるかもしれんが、もう復活しないとしたら惜しいね。

12曲目「Last Days On Earth」
直訳すれば「地球最後の日々」。「日」ではなく「日々」。11曲目の「Ladybird」もいわゆる「終わる曲想」なせいか、エピローグ的な意味合いも感じる。ま、アルバム全体にエンド・ロールに合いそうな曲が多いという気もするんだけどな。「Last Days On Earth」は、こってりしたメイン・ディッシュ連発の後で食べるデザートみたいなもんと云い換えたほうがしっくり来るかもしれん。曲そのものも実にサラッとしたAORっぽい仕上がりだ。
ちなみにTFFの過去のラス曲を思い出してみよう。

The Hurting』 → 「Start of the Breakdown」
Songs from the Big Chair』 → 「Listen」
The Seeds of Love』 → 「Famous Last Words」
Elemental』 → 「Goodnight Song」
Raoul And The Kings Of Spain』 → 「Los Reyes Catolicos (Reprise)」

「これでおっしまい!」とアルバムの終幕を示すことにこだわりを置いているのは間違いない。いや本当にエンディングらしい曲ばかりだな。そして意外とサラッとしているね。
さて、肝心の曲の方だが、いきなりピンポン球が軽やかに跳ねるようなキーボード音に、Eddie Jobsonの『Theme Of Secrets』を連想してしまった。歌詞の中に「They got nothing to lose」なる一節が出てくるせいではないが(エディ・ジョブソンが在籍したUKというバンドに「Nothing to Lose」という曲がある)。歌詞の内容は要約すると「いろいろと疲れるような狂っちゃうような人生だけど、君には云ったよね、君を地球最後の日々まで抱きしめるって」みたいな感じ。TFFっぽさがまぶされてるけど、珍しくも比較的ストレートなラブ・ソングだね。眠気を誘うようなカートのベース・ラインとローランドのギター・シャッフル、そしてドリーミーな響きのキーボード。ああ、終わりだ終わり。そしてCDジャケットを裏返してみれば、意味深な「The End」の文字。だが、幕は閉じられていない!

あとはビートルズの話だね。『ELAHE』はビートルズを思い起こさせるという表現が至るところで使われている。どの曲がどの曲に似ているとか云い出したらキリがない。TFFがビートルズに似てるなんてのは『The Seeds of Love』の時にもさんざん云われていたわけだが。ま、2004年のライブでカートが着ているTシャツでも見てやってくれよ。今回はもう完全に確信犯だろう。で、似てるからパクリなのかというと、そんなわけあるまいて。正直、オイラは贔屓目も何もなく2004年に聴いた作品の中で一番好きだ。ま、他の新作CDあんまり聴いてないんだけどね……。

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コメント

待っていました!
アルバムからのラスト曲ってことですが、
僕はこの曲が一番今までのTFFっぽくない曲だと思いました。
音的にですが。
でも後半のフレーズは好きです。
年が変わってもまだまだ聴き続けてますね。
何でTFFだけがこんなにも飽きさせないんだろう?
今年は80年代の人達が結構リリースしたのに
聴いてるのはTFFばかり。(買っても聴いてないのさえあります)
5月にはいよいよLONDONでライブがありますけど、
GWっていうことで諦めました。
安い時期ならLONDON(またはイギリスの何処か)までライブを見に行きたいなぁ~。
来日したら間違いなく会社休んで行きますけど、
来日の可能性ってあるんでようかねぇ~?

関係ないですがdreamの優ちゃんのDVDが出ますね。
優ちゃん好きにはうれしいですが、
やっぱり歌で勝負して欲しかったです。
声が大好きなんで。

投稿: ニキタ | 2005/01/07 00:29

ニキタさま
そうそう。TFFぽくないですよね。かといってローランド・ソロやカート・ソロの空気でもない。そうか、考えてみりゃこれって新たなTFFの方向性を示唆する1曲だったりするのかもしれない。オイラは『ELAHE』を聴きながら次に頭が行っちゃってるんです。勇み足。行ってきなよ~ロンドン。

dreamのソロはどっかで採り上げるつもりなのですが、タイミングがなくて。そろそろやっとこうかなァ。もうひとりぐらいソロ活動が決まれば……とか思ってたのだけど。

投稿: SHIRO | 2005/01/07 06:05

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