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2007/05/18

珍説・King CrimsonにCurt Smith加入?

自分から「珍説」って書いちゃった。これから書く内容はすべてオイラが過去に妄想した思い出話ととらえてくだされ。実は本気でKing CrimsonにCurt Smithが加入する可能性があるんじゃないかと考えていた時期があるのだ。それは1992年。1994年にいわゆるダブルトリオ編成でKing Crimsonが復活する前のことである。
1992年の段階ですでにKing Crimsonが再々結成するんじゃないかというまことしやかな噂は流れていた。その年の春に元JapanのDavid Sylvianとのデュオでライブ活動を開始(CD『The First Day』発売は翌年になる)したフリップが、あのインチキくさい表現で「King Crimsonは復活するかもしれないししないかもしれない」とか云い出したのが始まりじゃなかったかと思う。この時、ボーカルには相方のシルヴィアンがそのままスライドして加入するんじゃないかという説が浮上していた。何しろこのSylvian/Frippは、非常に豊かな音楽性を持っていたし、80年代にフリップが関わった数々のポップなプロジェクトと違ってかなりロック寄りのギター・サウンドを聴かせて、御大ノリノリと見えたのだからそら流れ的にOKみたいな感じに見て取れますわな。ところが、やがてフリップの口からそれを否定する発言が出た。そしてこれポイントなんだが、この時点ではAdrian Belewは参加しないらしいと云われてたんだ。ちなみにその頃、世界一カッコいいハゲはどうしていたかというと、Peter Gabrielが大ヒット作『So』から満を持して発表した『Us』のレコーディングやらツアーやらでテンテコ舞っていた。そりゃもうテンテコ。そこでオイラ、ピンと来ちゃったんだ。もしかして……Curt Smith加入?なんつって。

The Essential King Crimson - Frame By Frame_

この説を裏付ける要素となったのが1991年に発表されていた『The Essential King Crimson - Frame By Frame』(廃盤)のブックレットである。4枚組のCDをLPサイズのボックスに収めたベスト盤なのだが、当時はまだレアだったスタジオ&ライブ音源がちょろちょろ収録されたのも嬉しかったが、何よりふんだんにKing Crimsonの写真が散りばめられたブックレットがまた秀逸だったのだ。インターネッツが出回る前で、雑誌以外で数多くの過去の写真を見る機会なんて無かったんだから。
で、その中になぜかいたんだCurt Smithが。
ブックレット該当ページの写真をアップしたのでご覧になってみてくれ。

これが衝撃写真だ!!(笑いをこらえろ!)

わかるかな? 右端にいるの。ライブの観客。これが何だって加入まで飛躍しちゃったかというと、当時、カートの方はというとちょうど仲違いしてTears For Fearsを脱退(半ば解雇だが)。明らかにヒマだった。そしてボーカルが決まらずベーシストが多忙な状態のKing Crimson。あらドンピシャじゃん。今となっては笑い話みたいなもんだが、かなりワクワクしたんだ。皆さんご存知の通りRobert Frippという人はいろんなところに意味付けをして発表する人だしょ? この80年代にまだKing Crimsonと名乗らずDisciplineと称して行った初ライブに熱心にも駆けつけ、しかも最前列でかぶりついちゃってるCurt Smithを、あまつさえキャプション入れなきゃ読者完全スルーもやむなしという写り方のCurt Smithを、意識していないわけがないと。いやむしろ意図的にメンバー候補の名前を(NOTE:AUDIENCE MEMBER ON FAR RIGHT IS CURT SMITH LATER TO FORM TEARS FOR FEARS)と入れたんじゃないかと。こう思ったわけですよ。そしてまだ誰もフリップにカートがメンバー候補になったことがあるかを聞いたことのあるヤツはいないだろうから、この説は否定されていないのだった。あーあ。まだ云ってるよ。

オイラはいつか誰かにこの事実を伝えたいと思っていて、ある日、TFFのファン・サイトの掲示板にこのことを書いたのだった。The Bible of Dreamsというサイトとはそれ以来のお付き合いで、もう数年前だけど人生で初のオフ会(しかもなぜかオイラが幹事……)なんかもやっちゃったりしたもんだ。管理人のじゅりさんはたぶんオイラ以上にTFFへの愛情を持っていて、しかもいろんな観点からの考察をなさっているので、まだサイトを見たことないという不届きものは早く見るよろし。ちなみにオイラが書き込んだ掲示板はデータごとぶっ飛んだらしく、今の掲示板は別のもの。あの掲示板にはいま彩音で書いているようなことをけっこう書き込んだもんだなぁ。Nine Inch NailsとTFFの話とかも書いたっけなぁ。懐かしい限り。

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コメント

ブログって毎日見に来ないとならないのがちょっと面倒ね(^-^;;;
で、カート加入は実際可能性があったとSHIROさんはお考えですか? カートのベーシストとしての腕はどれくらいのものがあるんでしょう?

余談だが、フリップ&シルヴィアンは見に行ったことありますよ~。前にお話ししたか、アンコールでやる曲がなくって同じ曲を2回演奏したのが妙に微笑ましかったです。バカ耳の私でも、フリップのギターの素晴らしさは充分伝わってきたのを覚えています。

投稿: じゅり | 2007/05/23 14:54

いやぁ好きなときに見ればいいんじゃないかと思いますよ。
義務になっちゃったら読むほうも書くほうもつまらなくなっちゃうんじゃないかと。

Adrian Belewはともかく、Greg LakeにせよJohn Wettonにせよクリムゾンのボーカルは「力強くて繊細」な声の持ち主だったと思うのです。シルヴィアンもそんなとこあるけど。で、カート君の声も同じ系譜にあるんじゃないかというのがまずひとつ。あと結果的に保守的なものが出てきてしまう嫌いはあれども、カート君も実験的な音楽が好きそうだし音楽に対する探究心みたいなところでフリップに近いシンパシーを持っているんじゃないかというのがひとつ。それとカート君はフリップの云うことに文句云わずちゃんと聞いてくれそうだなぁって(笑)。で、ベーシストとしてってのはあんまり考えてなかった……。楽器演奏者としての主張はあまり強くない人でしょうからねぇ。実力の程はよくわからんです。ライブ映像なんかで観ても「ちゃんと弾けてる」というくらいのことしかわからんす(笑)。

でね、真実はフリップさんに尋ねても、そういうことがあったかどうかは教えてくれないと思うんだ。「私は過去の可能性の話には興味がない」なんつって。だから、カート君に会う機会があったらぜひ聞いてみたいなぁと思っています。

投稿: SHIRO | 2007/05/23 22:10

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