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2007/05/02

ではノリでShaw/Bladesの『Influence』行っとくか

Influence

Damn Yankeesのフロントマンにしてソング・ライター・コンビとして数々のミュージシャンに楽曲提供もしているTommy Shaw & Jack Bladesの最新アルバムにして2ndアルバム『Influence』は、爽快感あふれる見事なカバー・アルバムだ。例えばRushの『Feedback』を聴いて、いつもの彼ららしさを感じさせてくれる演奏ですこぶる盛り上がるんだけど、「演ればいいじゃんLed Zeppelin」的な部分も含めて選曲にちょっとピンと来なかったりしたのと対照的でね。Shaw/Bladesコンビのルーツがしっかり垣間見えると共に、日本人でもどこかで聴いたことあるような有名曲を中心に並べて、楽曲の持つポテンシャルをよく引き出しているなぁと。
ラインナップは以下の通り。オリジナルのアルバム初出データも付けてみた。

1. Summer Breeze (from 『Summer Breeze』 Seals & Crofts, 1972)
2. Time of the Season (from 『Odessey and Oracle』 Zombies, 1968)
3. Your Move (from 『The Yes Album』 Yes, 1971)
4. I Am a Rock (from 『Sounds of Silence』 Simon & Garfunkel, 1966)
5. Lucky Man (from 『Emerson, Lake & Palmer』 Emerson, Lake & Palmer, 1970)
6. Sound of Silence (from 『Sounds of Silence』 Simon & Garfunkel, 1964)
7. California Dreamin' (from 『If You Can Believe Your Eyes and Ears』 Mamas and the Papas, 1963)
8. On a Carousel (from 『The Hollies' Greatest Hits』 Hollies, 1965)
9. Dirty Work (from 『Can't Buy A Thrill』 Steely Dan, 1972)
10. For What It's Worth (from 『Buffalo Springfield』 Buffalo Springfield, 1967)
11. Dance with Me (from 『Let There Be Music』 Orleans, 1975)

だいたい原曲に忠実な演奏なんだけど、彼らならではの泥臭くって軽くってどうしょうもなくアメリカンな感じが前面に打ち出され、たいへん抜けが良い。アレンジも原曲が本当に好きで、しっかりリスペクトしながら「こんなんもありだよなー」と作った空気が感じられる。YesやELPといったプログレもちゃっかり入れてあるが、どちらも原曲からしてアコースティックな小品なので、やはり奇をてらう気なんかサラサラ無さそうだ。1曲目の「Summer Breeze」が出色だけど、全曲が楽しくノリ良く、2人のハーモニーも決まりまくって素敵なアルバムだ。ぜひ1st『Hallucination』(かなりの名盤なのにブクオフ250円棚でけっこう見かけるので聴いてない方は聴くよろし)のようなオリジナル作品もまた作ってほしいもんだが、こういうの聴かされちゃうと第2弾もやってもらいたくなるよな。

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