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2007/09/20

Carter Albrechtさんをご存知だろうか

去る9月3日、Carter Albrechtが亡くなった。34歳。サポート・ミュージシャンとしての活動しか広く知られていないだろうから、日本人に知られることなく世を去っていってしまうのかなぁと思っていたんだ。だからオイラ、彼の活動について紹介しておこうと思ったのだけど、恋人との痴話喧嘩の後、その隣人に強盗と間違われて射殺されるという亡くなり方だったため、すでにいくつかの日本のサイトでも採り上げられていたようだ。

がんばらない英会話 | ドア越しの射殺事件。
事件の顛末を紹介した記事を邦訳している。

This is my truth, tell me yours : Please don't cry, Mr.Miller
若手シンガーソングライターのRhett Millerによる日記の追悼記事を紹介している。

Volcano

Stranger Things

The Live Montauk Sessions

でもやっぱり書いておく。ダラス出身のカーター・アルブレヒト(本名・Jeffrey Carter Albrecht)は、Edie Brickell & New Bohemiansのメンバーとしてキーボードを担当していた。現在、彼らのサイトのトップではカーターへの追悼文や写真をフィーチャーして掲載している。Edie Brickellのソロ活動やPaul Simonとの結婚などを経て、再び活動を本格的に再開した1999年、カーターはNew Bohemiansに加入している。CDだとベスト盤『Ultimate Collection』(2002年)の未発表曲で初登場。ここにはEdieとのデュオで軽快なナンバー「Vodka」も聴くことができる。以降、Edieのソロ『Volcano』(2003年)、そして最新作『Stranger Things』(2006年)でもカーターの演奏がガッツリ聴ける。レーベル名もなく公式サイトでのみ販売された『The Live Montauk Sessions』(リンクは切れているが、旧購入ページからまだ買える模様)はカーター加入直前と思われる1999年のライブ盤だが、この『Volcano』『Stranger Things』という2作品に再録されたナンバーがいくつかあるので、聴き比べするとカーターの役どころがわかって面白い。彼の加入以来、New Bohemiansのメンバーは不動となった。それまでサポートのいた時期はあるしアルバムに参加しているゲストとかもいることはいるが、固定したキーボード奏者のいなかったバンドの演奏に絶妙なスパイスを与え、音楽性の幅を広げることにつながった……と云うと、ありきたりな表現かもしれないなぁ。しかしながら強い主張がない替わりに、楽曲の持つ魅力を理解して盛り上げ役に徹するかのような演奏は実に好感が持てる。もっと彼が作曲した楽曲も聴いてみたかったものだ。事件について云々はともかく、これからを期待させるアーティストの死は切なく残念なものである。

MySpace内には有志によって「carter albrecht's memorial page」が開設されている。
開くとMANYAという女性ボーカリストのバックで静かにピアノを弾く曲が流れる。そのMANYAのMySpaceや、New Bohemiansと同時に活動していたらしいバンドsortaMySpaceでも彼の音楽活動の片鱗を知ることができる。それからお相手の女性のMySpaceもリンクしておく。心よりお悔やみ申し上げたい。RIP。

■Edie Brickell & New Bohemians関連MySpace
Edie Brickell & New Bohemians
Edie Brickell
Kenny Withrow
Brad Houser
Brandon Aly

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コメント

こんにちは。トラックバックありがとうございます。私は、私の大好きなアーティストRhett Millerの日記ではじめて彼の死と存在を知ったので、彩音さんのところで初めて彼についての色々なことを知った状況です。それにしても本当に急な亡くなり方でしたよね、たくさんのミュージシャンから愛されていたようだし・・。せめてこれからもすっと彼の音楽が聴かれていけばいいなと思います。

投稿: Ryocko | 2007/09/21 17:03

Ryockoさん、こんばんは。
オイラ、あんまりトラックバックってしないのですが、今回のうちのネタを的確にフォローしてくれそうな内容でしたので、やらせていただきました。カーターさんの仲間からの愛され方が伝わる日記でしたよね。元記事はたどれなくなっちゃったみたいですが。
たぶんですね、カーターさんって、絵に描いたような「イイ奴」だったんじゃないかと思うんですよ。話を総合すると。彼の演奏もね、楽曲に自然と溶け込むというか染み込むというような感じのものでしてね、わかってるなぁと唸らされることしきりなんですよ。ぜひ機会があればここで紹介した音盤など、聴いてみてやってあげてください。リスナーとしてはそれが手向けにもなるんじゃないかと思いますので。

投稿: SHIRO | 2007/09/22 23:52

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