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2007/10/18

ベスト盤出ちゃったよ記念 ナタリーさんを聴けこの野郎! 3

Counting Down the Days

3rdアルバム『Counting Down the Days』(Amazon中古で390円~)。邦題は『日々の移ろい』とかならカッコよかったのに。『カウンティング・ダウン・ザ・デイズ』って長いし覚えづらいんだよな。映画『ジョニー・イングリッシュ』に出演したりなんだりで3年半ほどのインターバルを経た本作だが、曲ごとにプロデューサーを変える作りのクセに基本ラインは1st、2ndを踏襲している。本人もファンも大きな変化を望んでいない故なのかな? あるいは「ナタリーさんの作り方」とかいうレシピ本が音楽業界の裏では流通しているのかもしれない。あな恐ろしや。んなアホな。とは云え、ちがいも見え隠れ。いきなり「スターリン、強ぇ~!」と共産主義的な空耳でスタートする「Starting Today」からして、前作よりいくぶん爽やか。スマッシュ・ヒットだった「Shiver」以降も清清しい楽曲と伸びやかな歌声が続く。旦那のDaniel Johns(Silverchairの人。大先生新作を高評価してたね)がプロデュースした次の2曲「Satisfied」「Counting Down The Days」あたりは地平線まで伸びて行っちゃいそう。この雲が晴れ渡るようなサウンド・プロダクションが特徴といえば特徴だ。でも快晴とまで行かない感じがまた良いわけ。要するにキーボード音の使用を抑えて今風なアコースティック調にしただけでしょ?という意見は正しいのだろうけど。そんなわけで派手さが後退した分、ナタリーさんの繊細な表現力が表立った好作になった。地味だけど。存在感としてはSpice Girlsの3rdを思わせる部分もある。しかしGary Clarkとの共作が2曲だけだったのは惜しまれるところ。なぜかアメリカン・テイストな「Sanctuary」(この曲のみIan Stanleyプロデュースだが、そんなわけでキーボード引っ込んでるせいかあまり彼らしさナシ)はナタリーさんにフィットした仕上がりだし、ストリングスの響きと共にじわじわと盛り上がっていく「When You're Sleeping」はこれ間違いなく隠れ名曲なんだもの。ベスト盤収録の新曲「Glorious」も本作の延長線上にあるサウンドなので、しばらくはこの路線の楽曲が続くんだろうか。悪くはないんだが、やはりナタリーさんの魅力をもっとズリズリと引き出すには2nd収録曲のようなパンチのあるサウンドと噛み合わせるべきなんじゃないかなぁとも思うわけで。まぁ、今後も見守っていきましょ。

Natalie Imbruglia ディスコグラフィー:彩音別館

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