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2009/07/22

Around TFF 3 『Wainwright』 Wainwright

Tears For Fearsの周辺アーティストを追いかけていると、未知なる良質な音楽を提供しているミュージシャンにぶち当たったり、意外な有名アーティストの作品とリンクしていたり、なかなかに興味深い広がりになっていて楽しいのだ。だからこそATFFという企画を始めてみたわけなんだが。
で、今回ご紹介する人、つい最近までまったく知らなかった。ぶっちゃけ物凄い無名なわけだが、『ELAHE』以降のTFFにシンパシーを感じているファンなら見逃せない聴き逃せない作品を作っちまったんだなぁこれが。

Wainwright

Wainwright』 Wainwright
イギリス生まれのカナダ人シンガーであるWainwrightことMichael Wainwrightが昨年発表した1stフル・アルバム。プロデューサーがCharlton Pettus、ゲスト・ミュージシャンにCharlton Pettus、Curt Smith、Fred Eltringham、Russ Irwinほか。ジャケットはAlan Aldridgeと、どこかで聞いたことある人たちだなぁ……って、それはMayfieldから再結成TFFに至る作品群の軌跡を追いかけたようなメンツじゃないのさ?というね。このWainwright氏がTFF最新ツアーの前座を担当すると知らなかったとしても、そりゃ存在を知れば追いかけるわいなということで、購入してみたのだけど届いてビックリ。CDジャケットが紙ジャケならぬ紙袋ジャケなの(前回のエントリ参照)。長い紙袋を二つ折りにして加工してあってさ。これだけでもお主なかなかやるじゃないかと思わされたよ。盤はCD-R。Town Recordsというレーベル名になっているが、要するに自主製作盤ということだろう。で、肝心の音楽の方はというと、これがまた当然ながらCurt Smithのソロを髣髴とさせる、澄み渡った空気のようなテンションの中で切々と歌い上げる高音のボーカルが沁みる佳作なんだ。簡単にまとめると、ギターを中心に据えたSSWのポップ・アルバムということになろうか。彼のMySpaceで数曲は試聴もできるので、興味のある向きはまず聴いてみちゃった方が話が早かったりするかもしれないのだが、シンプルな楽曲ながら一緒に歌いたくなるようなメロディがしっかり残ってくる感じの作品が並んでいて楽しいんだよ。ちょっとJohn Lennonの影響を感じさせるけど。好きなのはGaby Morenoという女性ボーカリストとのデュエットでアコースティックな風合いとなっている「Birthday」と「Someone Like You」の2曲。ムーディで落ち着くんだよね。Gabyさんも最近CDを出したそうで、これまた気になるじゃないのさと。それと、TFF的見地からするとCurtがコーラスで参加した「World To Bring Me Down」がやはり面白い。相方がRolandじゃなかった場合の仮想TFFとして聴くという、ひねくれた楽しみ方もできるしね。

本作は一般的な流通には乗っておらず、Adrenaline Store(AMG Store)という通販サイトからしか買えないようだ。オイラもここからPaypal払いで購入した。9.99ドル+配送料2ドルということで約1200円といったところ。TFFの現メン推しなら「買い」の1枚だね。

さて、次回はせっかくの流れなので、本作でもいい仕事しているCharlton Pettus関連に行ってみようかと。雑駁には過去にも紹介しているのだけど。その後、聴けた関連CDもけっこうあるのでね。

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