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2011/08/08

WAVE閉店の話の補足をしておく

何か、Yahoo!ニュースに「彩 音」の文字が躍っていてビビッたあるよ。

ということで、これも貯まっていたネタのひとつ、WAVE全店閉店の巻。

ご多分に漏れずオイラもWAVE大宮店最終日に足を運んだ人間のひとりだった。閉店10日前くらいから全品50%オフに切り替わり、最終日まで残っていたら買ってやろうじゃないか!なんつって数日前から目ぼしい商品にアタリをつけながら最終日を待った。

7月31日というのは日曜なんだけどね、まぁフロアは閑散としていた。目をつけていたCD(5枚ほどあった)は軒並み売れていた。でも、最終日なんだし何か買って帰りたい……なんつって閉店30分前くらいまで粘って棚をなめるようにチェックしていったんだが、欲しいCDがないんだ。こんなにたくさんCDがあるのに。そう思うと何だか寂しい気持ちになってきたので家路につくことにしたんだ。最期まで看取った人もいたようだけど、やっぱり何だか切ない終幕だったみたい。

オイラにとってWAVEの思い出といえば、仕事関係で当時行く機会が多かった六本木店だろうか。ぜんぜん知らない環境音楽や現代音楽がズラー並んでいる棚に圧倒されたものだ。インチキくさい(良い意味で)物販コーナーでは、何となくレインスティックという楽器を買わされた。何となく売場に流れていたオシャレな空気に買わされたのだ。やるなWAVE。みたいな。渋谷店にもよく足を運んだ。HMVやタワーにはない独特な空気が棚から確かに流れてきていたからね。もう本当に場の空気なんだよね。

オイラの机の本棚には「WAVE」という雑誌が1冊ある。ポップ・アヴァンギャルド・マガジン。て書いてある。勢いがあった頃のWAVEは1CDチェーンに留まらず、情報の発信基地であり、アートやカルチャーを総括するブランドでもあったという過去を物語る時代の遺物ってなものになるんだろうな。持っているのは「都市と演劇」という演劇特集の号で、ページをめくるとここからも第三次小劇場ブームの熱い空気がいまだに漂ってくる。

なぜWAVEは逝かなくてはならなかったのだろうか。
前エントリで書いたようにWAVE大宮店にはさして思い入れはないが、WAVEのある時代を生きてきた人間としては、やっぱりどうにも切ないものがある。でも、ブランドとしてももう役目を終えて残らないような流れになってしまうのだろうな。ご苦労。そして音楽を取り巻く世界はそれでも続いていくのだった。

文中に登場したものたち

袋はJan Hammerの『Black Sheep / Hammer』を買ったときのもの。レインスティックが馬鹿デケェのでちょっとしかフレームに収まらんかった。どうでもいいが『海賊戦隊ゴーカイジャー』の決め技が「ファイナルウェーブ」というもので、聞くたびにWAVE閉店を思い出してしまう今日この頃なのだった。いや本当に。

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