« Around TFF 17 『The Circus Is Coming To Town』 Michael Wainwright | トップページ | 「Discovery Box」だけじゃ足りない! Pink Floyd重要補足盤2枚 »

2011/10/01

グダグダ気味だったが面白かったよ「Pink Floyd Night」

招待券をスキャンするの忘れた……。

予告通り、シネマート新宿で行われたオールナイトイベント「Pink Floyd Night」レポな。
入りは劇場の半分ちょいくらいかな。けっこうな平均年齢だった。徹夜、大丈夫か?な感じの人もチラホラ。でも、やっぱりフロイドのファン層ってその辺がど真ん中なんだなと改めて。オイラは相当、前の方の席に座った。コロッケは貰っていない(行った人だけわかるネタ)。落合隼亮君の総合司会で開幕。

The Dark Side of the Moon [Box set]まず、J-WAVE「OTOAJITO」の公開収録から。クリス・ペプラー氏の番組で、ゲストは東儀秀樹さん。フロイドのファンというより『狂気』オタクと自ら表明している方なので、他の作品についてはあまり言及されなかった。しかし、「虚空のスキャット」の最後でビミョーンとなるところが気になると云ったり、本当に好きで繰り返し聴いているんだなぁということが伝わってきて好感が持てた。いやー東儀さんの作品も聴かなきゃいかんなぁと素直に思わされたよ。本日昼にライブをやるって話だったけど、ハシゴする強者はいたのだろうか。そして果たして演奏の中でフロイドのフレーズは登場したのだろうか。ペプラー氏は「DJ界の高田純次」みたいなテキトー発言も多い方なので脊髄反射的なべしゃりもちょいちょいあった。72年の東京都体育館と88年の代々木のフロイド来日公演の話をした後、「行った人います?」と客席に聞いて「どっちの来日の時の話だ?」と混乱させたりなんてとこも、なかなかに彼らしかった。しかし、フロイドの音をボキャブラリー豊かに表現する辺りは流石だと思ったね。この対談、トータルではなかなか面白かったっす。2人して『狂気(コレクターズ・ボックス)』のジャケットを、「オリジナルのプリズムひとつのデザインが最高なのに何でこんなデザインに変更しちゃうんだよ!?」って感じで文句つけていたのはとりわけ最高だった。

続いては「フロイド通が選ぶベスト5」の楽曲を、新リマスターCDから爆音で流すという企画だったが、1曲目でスピーカーのトラブルがあり、30分メンテ休憩という体たらく……。同率ということで5位が2曲あり、合計6曲を聴いた。ベスト5として流れた曲は以下の通り。曲名の後はオイラの一言感想。

5位 「Another Brick In The Wall (part II)」 終盤のざわめきの混沌具合が良い
5位 「Astronomy Domine」 初期から1曲、でこれか。時代を考えると音は相当イイ
4位 「The Great Gig In The Sky」 意外だった選曲はコレのみ。スキャット迫力ある
3位 「Atom Heart Mother」(途中まで) バイクの音のとこカッコイイ!
2位 「Echoes」(途中まで) 特にあんまり変わった印象がなかった
1位 「Shine On You Crazy Diamond (Parts I–V)」 かなりクリアな感じ

「Wish You Were Here」がないとかありえないよな。オイラが1位選ぶならコレしかない。司会には「歌詞をご存知の方はぜひ一緒に歌っちゃってください」と云わせる。ま、これは選外扱いでやってもいいと思うが。だって試聴会つったって、これは歌うしかないじゃないか。そういうファン心をくすぐる小憎らしい演出はもっとほしかったな。

ピンク・フロイド ザ・ウォール次は映像3連発で、まず『ピンク・フロイド ザ・ウォール(リンク先は旧パッケージ)』を上映。ニュー・マスターということだが、そんなに画質・音質が向上した感じは受けなかった。久々に観たけど、ホントに抽象的な作品だよなぁ。今回の紹介でも触れていた、「本当はロジャーが主演する予定だったが、芝居経験がまったくなく、ボブ・ゲルドフ主演となった」という逸話がこの作品に必ず付いてまわるんだが、ゲルドフだって芝居経験ないのに何でやねん?と思わなくもない。なお、11/26から吉祥寺バウスシアターでレイトショー公開される模様。3週間限定で爆音上映もやるってさ。

モア次にフロイドがサントラを担当した映画『モア』を上映。これは初めて観た。しかしビスタ・サイズだったのはなぜだ? 内容は一言で表すと「ダメ。ゼッタイ!」。でもむしろ「こっちに来た方が劇的で楽しいんだぜ」と誘っているようなところもあり、観る人を選ぶ映画でもあるかもしれない。眠気はだいぶ来ていたんだけど、程よくエロい内容だったのでちゃんと最後まで観られた。てか、何だあの唐突な最後。「Sex, Drag and Rock'n Roll」という時代をそのまんま映画にしたらこんなん出ましたということで、大事なRock'n Rollの部分を担ったフロイドの音楽の使われ方がアレじゃ、ちょっといやかなりもったいない。

ロンドン 1966-1967最後は『ロンドン 1966-1967』の上映。これは中盤で寝たわ。前半と、オノヨーコさんのおっぱい手前ぐらいから最後まではしっかり観たけど、後は朦朧と。そりゃあの強烈なサイケデリック・グルーブにはかなわんて。寝る寝る寝るね。でも、何だか「フロイド教」みたいに有難がる風潮がなきにしもあらずな昨今だけどね、結局は端っから雰囲気ロックなわけで、寝ればいいんだよ気持ちよく。別に正座して聴いてもいいけど、正座しないで聴いてもいいんだよ。ということで、落合君も途中で寝てたんじゃないか疑惑があるけど、ま、そんなダラダラ感も含めてのピンク・フロイド・ナイトということで楽しかった。

おまけ:映像作品の中でタバコを喫うシーンがちょいちょい出てきて、観てるこっちも喫いたくなっちゃったりするんだけど、新宿ってぜんぜん喫煙できる場所がないのね。始発待ちの新宿駅構内ドトールでやっと喫煙できてホッとしたもんだぜ。

※ラジオ聴いたら酔っぱらって覚え間違っていたところがありましたので、後から一部書き換えました。ごめんなさい。

|

« Around TFF 17 『The Circus Is Coming To Town』 Michael Wainwright | トップページ | 「Discovery Box」だけじゃ足りない! Pink Floyd重要補足盤2枚 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28861/52878743

この記事へのトラックバック一覧です: グダグダ気味だったが面白かったよ「Pink Floyd Night」:

« Around TFF 17 『The Circus Is Coming To Town』 Michael Wainwright | トップページ | 「Discovery Box」だけじゃ足りない! Pink Floyd重要補足盤2枚 »