« わたしはセイコークォーツ | トップページ | usa☆usa少女倶楽部 12/21 大宮ステラタウン »

2013/12/19

TFFまさかの3カバー目はさらに明後日の方向へ

ま、クリスマス・シーズンなんで何か出てくるかもなーと思わなくはなかったけど、また唐突にすごいの持ってきたわ。

「My Girls」 Tears For Fears
TFFのカバー曲シリーズ第3弾は、そんなシリーズあったのかよというツッコミも物ともせず、Animal Collectiveの2009年のアルバム『Merriweather Post Pavilion』から「My Girls」という難曲を持ってきた。ちなみにRobert Wyattつながりかどうかはわからんがレーベルは彼も所属するDominoだぜ。とにもかくにも原曲を聴けばわかるのだけど、Tangerine Dreamとかドイツのあの辺の音にムリぐりメロディを乗っけたような立ち上がりから徐々にトライバルな感じにドンドコドコドコしていく曲なわけだ。これをTFF、メロディだけに剥いちゃいました。甘栗剥いちゃいました。そして音的には前回の「And I Was A Boy From School」よりさらにレトロなフューチャーに磨きをかけたような「お前は90年代のテクノかよ!」というもので、バンドとしてのTFFは欠片もなくこなごな。ぶっちゃけ原曲の方がクールで野心的で今っぽいのだけど、そこから敢えて図抜けた明るさと祝祭的な空気をひっぱり出して、ぜんぜん違う切り口から自分たちにものとして奪い取ってしまった。それにつけてもどうしてこんなに元気なんだ? 「フォーゥ!」とか云ってる人……。ちなみに今回は映像付きなわけだが、これまたチープでレトロなフューチャーっぽいCGだ。90年代の忘れ物をこのカバー・シリーズで回収して、2000年代の音を新作で提示し直そうとしているのだろうか。まったくもって謎は深まるばかりだ。

さて、あまりに唐突だったのでHot Chipやるつもりだったのを後回しにしちゃって何がなんだか。Arcade Fireもちゃんと紹介してないので、どうしたもんかなー。『The Hurting: Super Deluxe Edition』の詳細解説もやりたいしなー。どうしようかなー。

|

« わたしはセイコークォーツ | トップページ | usa☆usa少女倶楽部 12/21 大宮ステラタウン »

コメント

さて、海の向こうの誰かがここにまで読みに来ないといいな((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

まずはじゅり旦那の感想を。かなり辛辣です。
「Animal Collectiveみたいなアーティストはポップなメロディにアバンギャルドなアレンジを乗せてナンボなのに、ポップなメロディにポップなアレンジ乗っけてどうすんねん。これじゃただの普通の曲やがな」
PVのトロピカルなCGまでこき下ろしてました(^-^;) 確かにAnimal CollectiveヴァージョンのPVはここ数年流行のフラットなデザインですごくカッコいいと私も思います。
私は、掲示板にも書いたけど、これ"THE Order of the Universe"(特にイントロ、ジョン・アンダーソンのVo.が入る前ね)に似てるよな、もしかしてこれはいわゆるプログレ・ハウスなんだろうかとかなり悩んだwww

"Pale Shelter"カバーに至っては1分くらい聴いて飽きてたw
私もあのカバーは正直「ないわ~」と思いましたが、でもあくまで趣味の問題でしかないから……(一番の問題はそこなんだが)。

それと、これもうちの掲示板に書いたけど、私はローランドの世界 ─英国の森林でひっそり香る湿り気を帯びた独特の哀愁(わはは)─ がないと、TFFの曲だって気がしないんですよね。カバー3部作(?)は素直で明る過ぎて……(^-^; 
3曲ともリード・ヴォーカルをカートが取っている事etc.から、今回のTFF復活劇はカートが主導しているのだと思いますが、日本の洋楽業界ではローランドの音の方が評価が高いフシがあるので、新譜を日本で売ろうと思ったら、もう少しローランド分を足した方がいいんじゃないかな(ニガワラ

投稿: じゅり | 2013/12/19 15:40

じゅりさま

どうもです。けっこう聴き方がちがうみたいでなかなか興味深いです。Animal Collectiveって実は今回のカバーがあって初めて聴いたんだけど、ぶっこわれた音を隠れ蓑にしてメロディやリズムをカッコよく聴かせてくれる人たちだと感じたんですね。で、そのぶっこわれたところを補修したらこうなりましたというのが今回のカバーかなと。だから普通を提示することに意味を求めたのかなぁってのはあります。90年代的な音に何でこだわっているのかはよくわかんないんですけど、Shamenとかあの辺のポップさが好きなので、オイラは単純に楽しんでますよ。ABWHにはまったく似て聴こえないけど……。

カバーはもうたくさん聴いてる中で玉石混交というかまぁいろいろですから。別にああいうのもあっていいんじゃないですかねぇとしか。
一時はATFFじゃなくてCTFF(カバー・オブ・TFF)みたいなレビュー記事も書いていこうかと思っていたのだけど、ぶっちゃけあんまり面白いカバーがなかったんだ。

私的には、哀愁は前2カバーではけっこう感じましたケド。てか『TSO』が好きなじゅりさんならこの3カバーはけっこうアピールする内容なんじゃないかと思わなくもなかったんだけどなぁ。

3曲ともリード・ヴォーカルをカートだとぅ??? じゅりさんらしからぬ発言だ。しかし、確かに音の傾向はカートのソロや客演仕事(Junkie XLとか)に近いですね。そこは同意です。でもバックトラックはローランドが作ってるような気が……。ま、とはいえ、オイラの読みでは新作はこの3カバーにぜんぜん似てないのが来ると確信してるんですがね。

投稿: SHIRO | 2013/12/19 22:54

こんばんは。
火曜日は残業が酷くて深夜2時に帰宅して、ベッドに横になりながら
スマホでじゅりさんのHPを見ていたらカウントダウンを発見。
慌ててTFFのリンクに飛んだらアップされているではありませんか!
まずイントロを聴いて、あっ!これはTFFの曲ではないなって思いました。そのあと、ローランドのヴォーカルが!!
(今回のリードヴォーカルはローランドですよね?)
いやぁ~~~、ブッ飛びましたねぇ!
眠気がいっぺんに覚めちゃいましたよ。

今回の3部作(ELAHEの怒涛の3部作を思い出しちゃいました)
はカバー曲ですがそれぞれに面白いアレンジをしてて、趣向が違うのでとても楽しめますね!
じゅりさんの哀愁が欲しい気持ちもわかりますが・・・

今回の曲でニューアルバムの方向性がわかりづらくなりましたね。
ただカバーでこれだけ楽しめたからオリジナルはもっと楽しめるのではないかと期待は高まるばかりですね!!

投稿: ニキタ | 2013/12/20 22:32

ニキタさま
おつとめご苦労さまです。3カバーはどれも聴いた瞬間「なんじゃこりゃー?」感が半端ないですよね。じゅりさんも3カバーについて音の傾向の違いを指摘されてましたけど、実は向いてる方向はあんまりトッ散らかってはいなくて、いわゆるエレポップから連なるテクノの系譜を踏んできているんですよね。今までこういう音はジョニーパニックふんちゃらとかローランド・ソロとか、TFF名義でやらないで来たのに。

だからたぶん新作はそういうこだわりみたいなものを全部飲み込んで、その上で「バンドとしての音」を出してくるんじゃないかというのがオイラの予想なのです。とてつもない作品になるんじゃないでしょうか。スゲエ楽しみですよ。

なんつって、まだ4カバー目があったりしてw

投稿: SHIRO | 2013/12/21 02:21

「え~、ローランド歌ってないでしょ?」と思って聴き直してみました。
わ~ごめんなさいごめんなさい全面的にごめんなさい!!
ローランドは下のパート歌ってますねmm
レイザーラモンHGのパートはローランドかな(・_・?)

>>90年代の忘れ物をこのカバー・シリーズで回収して、
この曲のカバーをした人の音に対する感性が90年代で止まっ(ry)。

何で私が今回の3部作はカート主導だと考えてるかというと。
"Billy Jean"はローランドメインで作られたものなのではないかと思うんですよね。あれも音は新しかった訳じゃないけど、実に大胆に解釈し直しているしているじゃないですか("Creep"を聴いた時は一寸見捨てようかと思いましたが ^-^;)。あれくれい換骨奪胎して欲しいんですよね。"ぼくのかんがえたまい・がーる"みたいのは正直勘弁して欲しいのです。

SHIROさんも(ニキタさんは汚れなきファンでいて欲しいのでお勧めしません)TwitterやFBでカートと追ったり話してみたりすればいいのに。真面目にファンやってるのが馬鹿馬……いや、いろいろ見えてくるものがありますよ(^-^)

Hurting BOXセットについては私も書きたいと思っているのですが、うちのサイトだとどこのページが適当だろう(^-^;)

あ、昨日こんな記事を教えて貰いましたので、どーぞ。
アルバムだけなのかBOXセットを再発するのか、私の残念英語と機械翻訳ではよく解らないのですが。
http://www.superdeluxeedition.com/news/tears-for-fears-the-hurting-blu-ray-audio-on-the-way/

投稿: じゅり | 2013/12/23 11:28

じゅりさま

1カバー目=ローランド
2カバー目=カート
3カバー目=ローランド&カート

ボーカルはこういう趣向ですよね。そして新作をお楽しみにーと。
なんつって、まだ4カバー目があったりしてw

オイラはカート主導ではないと思いますよ。だってTFFはローランドのものだから。ここ忘れちゃダメです。TFFはローランドのものです。大事なことなので2回云いました。

あとカートのいない頃も含めてTFFが過去にカバーしてきた曲を振り返れば、今回の3カバーはけっこう今までとあんまり変わらない流れなんですよ。基本、TFFがカバーしてきたのは流行歌なんです。しかも昔のではなくだいたいその時代の。みんなの知らない名曲とかは「Sea Song」くらいで、後はとにかくチャート上位になった曲ばっかし。今回の3カバーも世事に疎い日本人がピンと来ないだけで、見事にぜんぶヒット曲です。で、ローランドはそういうみんなが大好きでぼくも大好きな曲を、ずーっと「ぼくのかんがえた○○」みたいなカバーとしてやってきたように思います。今回の3カバーも然り。換骨奪胎するかは単に彼の好み(ないしイタズラ心)じゃないすかね。てか、1カバー目は十分、換骨奪胎してたやん。ま、良かれ悪しかれ、あの3カバーのノリはローランドとしか思えないんだよなぁ。

それと、カートは自分のやりたいことはソロでしかやらないんじゃないかな? それにカートの好みでカバーを出すならもっとストレートなアレンジになるのでは……。

参考:http://theatermusic.cocolog-nifty.com/saion/2004/10/tff_elahethe_de.html

Hurting BOXはHurtingのページの続きでいいんじゃないですかね?

ぶぶぶるーれいおーでおですって??? そこまでやるんだねぇ。
これはアルバムだけのようですよ。さすがのオイラも購入は躊躇するなぁ。

投稿: SHIRO | 2013/12/24 00:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28861/58780173

この記事へのトラックバック一覧です: TFFまさかの3カバー目はさらに明後日の方向へ:

« わたしはセイコークォーツ | トップページ | usa☆usa少女倶楽部 12/21 大宮ステラタウン »