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2014/10/05

Tears For Fears 『Songs from the Big Chair : Super Deluxe Edition』全貌が判明

Tears For FearsのUSツアー5公演が終了したわけなんだけど、2年ぶりとあってリハビリ的な内容になるのかなーなんて思っていたところ、フタを開けたら単なるウォームアップギグどころか、全公演セトリを変えるというヤル気満々な内容で、「The Working Hour」なんて久々な演奏曲が登場したり。最終日ではなななんとレディヘの「Creep」カバーまで登場しちゃって、ディープなファンも大満足なツアーとなったようだ。日本でもお待ちしております。

さて、出るらしいという噂だけは夏前にもう聞こえていた『Songs from the Big Chair : Super Deluxe Edition』なのだが、やっと全貌が判明したというか公開になった。現時点では11/11発売ということで約1ヵ月前。毎回、スーパーデラックスエディションは滅茶苦茶早くから情報が出る場合と、発売ギリギリで情報が出てくる場合のどちらかだよなぁ。噂の段階でも4CD+2DVDのボックスになるとは云われていたのだけど、もちょっと詳しい内訳的には4CD+DVD-A+DVD-V。映像ディスクは1枚だ。それでは各ディスクの特徴と聴きどころ&観どころを見ていこう。基本情報はamass見とけ。

Songs from the Big Chair : Super Deluxe Edition

Songs from the Big Chair : Super Deluxe Edition

ディスク1 『Songs From the Big Chair Original Album』
13曲目の「The Conflict」まではみなさんお馴染みの1枚ものリマスター盤と同じ並び。続く「The Working Hour (piano version)」「Pharaohs」「When In Love With A Blind Man」「Sea Song」は、Deluxe Edition盤 のディスク1ボートラと同じ。リミックス系の楽曲が別のディスクに移動になっただけですべて既発音源。ここは最新リマスタの仕上がり具合を楽しみたいところ。

ディスク2 『Edited Songs From The Big Chair』
通常のシングルやPV等で発表された楽曲を中心に構成されたコンピレーション。Deluxe Edition盤 のディスク2とは全然ちがう内容になった。初CD化音源も多いが、だいたいアルバム・ヴァージョンの編集版ではあるので、過度な期待は禁物だ。こっちの方が好きかもみたいなヴァージョンが見つかれば幸せになれるかも。いわくつきの「Run The World」もついにCD化。ラストの「Interview With Curt & Roland」はシングル「Mothers Talk」にB面収録されていたものだろう。何でも詰め込めばいいってもんじゃない? いや何でも詰め込めばいいんだよ!

ディスク3 『Remixed Songs From The Big Chair』
いわゆる12インチ・シングル等に収録されていたリミックス音源を網羅。曲によっては8分以上に引き伸ばされたものもあったり、昔持っていたシングルがこっちのヴァージョンで思い入れが強い的な人がけっこういたりと、あなどれない内容なのは確かだが、音的に目新しいものは少なそう。「Everybody Wants To Rule The World – Instrumental」が初CD化。「Shout – Acappella」が初登場音源かな。

ディスク4 『Unreleased Songs From The Big Chair』
音源的には今回の目玉といえるのがこのディスク。前半3曲「Head Over Heels」「The Working Hour」「Broken」は「Richard Skinner Session」というラジオ・セッションから。日付はちょっとわかんなかったっす。4~9曲目は、TFF初のUSツアーからカナダはトロントにあるMassey Hallでのライブ音源。1985年5月29日~6月1日の4日間行われた公演から。実は『Scenes From The Big Chair』のライブ・シーンはこの公演の5月30日&31日をベースにしている。ドイツ公演とか他のフッテージも入っているわけだけどね。10~13曲目は初期段階の音源4連発でもちろん初登場。特に「The Way You Are」はどんな出来方だったのか興味深い。ラストは「EWTRTW」のシングル別ヴァージョンだそうだ。

ディスク5 『5.1Mix Songs From The Big Chair』(DVD-A)
5.1チャンネル及びステレオ・ミックスを収録した音楽DVD。ボートラはなくオリジナルの8曲を収録している。リミックスを担当したのはもちろんこの人、Steven Wilsonであーる。彼のサイトの記述によると、同時期に出るBlu-Ray(1枚もの)も同じ音源になるようだ。元の素材以上のものを引き出すとも云われるスティーヴンの巧みの技は、ステレオでもわかるので、5.1chシステムを持っていない人も残念がらずに聴いてみた方がよい。

ディスク6 『Scenes From The Big Chair』(DVD-V)
ご存知のドキュメンタリー『シーンズ・フロム・ザ・ビッグ・チェア』が中心のDVDだが、既発盤とは内容が異なるので要注意。ボーナスとしてまるまる収録されていた『Going To California』は3rdアルバム時のライブということでまるまる削除。その替わりに入るのが、まずヴァージョン違い等も含めた9曲分のPV集。『Scenes From The Big Chair』の中にもPVはいくつか登場していたわけなんだけど、PVだけでちゃんと網羅しようという心意気がニクイ。ちなみに「Run The World」のPVも入っているぞ。そしてトップ・オブ・ザ・ポップスを中心にTV出演時の演奏風景が8ヴァージョン。この辺はオイラも把握していないので本当に演奏しているのかアテ振りなのかも観るまでわからないのだけど、YouTubeとかにも出ていない映像が高画質で出てきそうなのでかなり楽しみ。画質といえば今回のDVDでどれだけ向上しているかは微妙なところだが、そこはかとなく期待したい。

ちなみにこのボックス、発売が発表された当初はちがう画像が使われていて、ディスクごとのタイトルとかまったく別のものだったので、本当にギリギリまでつくってたみたいな感じがする。そのときの画像を落としていなかったのが悔やまれる……。だって一斉に変わっちゃったんだもの。慌てて探したがまだ見つかっていない。

なお、価格がなぜか初出時から上がり続けており、現在アマゾンでは\14,465となっている。ただAmazonUKでは半額ぐらいになっているので下がってくるんじゃないかとは予想している。『The Hurting』のボックスの時もそうだったし。ちなみにいまなら\4,760で買えたりするんだ!

まだ何か書き忘れている気がしないでもないんだけど、とりあえずこの辺で。
ま、要するに 『Songs From the Big Chair』の決定盤だし聴きどころはたっぷりだ。
期待して待とう!

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