カテゴリー「プログレ」の112件の記事

2015/12/18

King Crimsonを生で観てきた(実は初)

The Elements of King Crimson Tour in Japan 2015
Bunkamura Orchard Hall, Tokyo, Japan
2015.12.17 Setlist

Walk On: Monk Morph Chamber Music
Larks Tongues in Aspic Part I (intro)
Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
Meltdown
Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
Level Five
Peace - An End (including Japanese Words)
Epitaph
Red
Pictures of a City
Hell Hounds of Krim
The ConstruKCtion of Light
A Scarcity of Miracles
Vrooom
Banshee Legs Bell Hassle
Easy Money
Sailors Tale
Starless

Devil Dogs
In the Court of the Crimson King
21st Century Schizoid Man

ということで、キング・クリムゾン東京最終公演を観てきた。急に思い立ったので当然のように3階席だったのだが、後列まで俯瞰でちゃんと見える場所だったので、もしかしたらフラットな1階より良かったかもしれない。

大味な感想を云えば見応えある内容ってことなんだが、ロックを体感する環境としてオーチャードホールがピンと来なかったのか、周りの皆さんがクラシックを聴くように大人しい感じだったせいなのか、アレレという拍子抜け感は否めなかった。みんな、もっとノレばいいじゃん。

でも、そうした感覚の大元はクリムゾンそのものにもあるのかなというところはちょっと感じて、曲によってその発表当時のキーメンバーであるレイクだったり、ブラッフォードだったり、ウェットンだったり、ブリューだったりの不在が浮き彫りになった分、ロックっぽさが引っ込んだのかというあたりがちょっと気になった。というか面白かった。だって気になりつつも演奏は現メンバーでカッチリとまとまっていて、その合間合間で「あ、いまのブラッフォードっぽかった!」とか感じさせたりするところもあるんだもの。何だこれはと。そうか、これがキング・クリムゾンなのかと。もう本当にスゴイなと。

セットリストは「One More Red Nightmare」聴けなかったのが残念だった以外は文句なし。冒頭から“知らなかったクリムゾン”連発で、懐メロを期待して来たオールドファンは面食らったことだろう。個人的にはこの辺の比較的最近できた楽曲の仕上がり具合にニンマリ。しかし、何といってもメル・コリンズで、「スターレス」「冷たい街の情景」「船乗り」といったサックスが活きる楽曲での活躍っぷりは物凄ぇものがあった。「21馬鹿」もサックス入りだとこんなに燃えるものかと、ああそうそうこういう曲だったんだよなぁ!と。楽曲単位でいろいろな発見があってとにかく面白いライブだった。
祭りは終わったが、クリムゾンはまだ続くんじゃねえかな?

トニー・レヴィン撮影中

これは携帯かスマホでなら撮影OKタイムの画像(「スターレス」後)。携帯、新しくしたらズームのやり方がわからなくてじれた。ま、席の位置が何となくわかる写真でよいのかもしれんな。

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2014/04/10

その次は「仮面ライダーVSフェアリーズ」

ということで特撮とプログレの両方を知っていないとまったくわからないエイプリル、今日までありがとう。

Yesは新作出るってよ。すごいなぁ。Asia新作出たけどね。もう「すごい」みたいな感想しかないよなぁまず。ちなみに一昨日はハウ爺の誕生日だったらしいっすよ。67歳っすよ。藤岡弘、は68歳だから、昭和ライダーと戦うには相応しい年齢だったんすね。

ちなみに「ブルーフォード」という表記が大キライだ。「ブラッフォード」でいいじゃねえか。だいたいツアー音源のメンバー紹介とか聞いても、オイラの耳には「ブルーフォード」っていう響きに聞こえてこないんだよね。百歩譲って「ブルッフォード」がいいところだ。本人が嫌がってるんじゃ仕方ないと思わなくもないのだけど、ウィキペディアから何からそれが当然と云わんばかりにガンガン書き換えている人がいるのが何かむさくるしい。英語をカタカナにするのなんて限界があるんだし、好きにさせとけやと。本人の前でだけちゃんと英語発音で呼んだらええやん。

FairiesFairies』 フェアリーズ
あんなにさんざん聴いた楽曲ばかり出てくるのに、結局、ヘビロテしているオイラのバカ。アルバム構成というか要するに曲順は妥当な線で、前半が「NMD」で終わって後半が「HERO」で始まるとことかけっこう昔のLPみたいでノスタル爺を感じるよ。収録分数も約46分。思わずカセットテープに録音したくなるわぁ。季節感は皆無だけど。季節感は皆無だけど。ラストの萌々香ソロはやったぜ伊秩楽曲。10人中10人が「飾りじゃないのよ涙は」を思い出すモノゴッツイ昭和アイドル歌謡を「Run with U」と同じテイストのアレンジで無茶しやがって。ま、川音っちゃんのクレジットが一切ないのが不満だけど、契約の問題とかあるんだろうし、そこは大人の事情。リック・ウェイクマン的な。リック・ウェイクマン的な。とりあえず次のアルバムも出してもらえそうな気がしてきたので良かった。踊りのこと考えなくていいから2ndアルバムを早くしろください。

4/27はパーリス大先生に会えるかな?

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2014/04/01

2015年東映マンガ祭り「仮面ライダーVSイエス」!

仮面ライダーVSイエス

「平成VS昭和」の次は「特撮VSプログレ」!?
掟破りの異種音楽バトル。勝つのはどっちだ?

仮面ライダーの次作は「響鬼」以来となる音楽で戦うライダー、「仮面ライダー御香里奈(オカリナ)」に決定したと先ごろ発表があったわけだが、この新作を軸にした映画版として、東映マンガ祭り「仮面ライダー VS イエス」の公開が決定。「ユーロロックプレス」をはじめとした各音楽誌がトップ記事として採り上げている。

近作の平成仮面ライダー5人(オーズ・フォーゼ・ウィザード・鎧武・御香里奈)とイエス現メンバー(スクワイア・ハウ・ホワイト・ダウンズ・デイヴィソン)が日本武道館で激突。めくるめく音楽対決を繰り広げる。ふたつの世界のキーマンとなるディケイドトレヴァー・ホーンはどう動くのか。終盤から入り乱れる昭和ライダーたちとイエス旧メンバーとの戦い、とりわけ1号ライダージョン・アンダーソンの対決に注目が集まる。静観を決め込むロバート・フリップ、チョイ役で登場して核廃絶を訴えるロジャー・ウォーターズ、ライダーではなくオルガンに襲いかかるキース・エマーソンも見逃せない。なぜかリマスタリングしているスティーヴン・ウィルソンも一瞬映るらしいので見落とすな。なお、引退したビル・ブラッフォードの役は北大路欣也が演じる。

2015年4月公開予定 → 詳しくはコチラ

ちなみに「仮面ライダー御香里奈(オカリナ)」は、シリーズ初となる女主人公で、能世あんなが演じるんだぜ。

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2014/03/10

『Touch The Sound』 聾の音楽家・Evelyn Glennie

『Touch The Sound』Touch The Sound : タッチ・ザ・サウンド
映画だ。2004年作品。パーカッショニストのEvelyn Glennieと元Henry Cowの我らがFred Frith。ふたりのコラボレーションというか交流を軸に、エヴェリンちゃんが故郷や異国の地(日本!)で音を探しつつ自分探しというか自分確かめの旅に出る姿をとらえたドキュメンタリー。何度か来日もしているし、クラシック・ファンの皆さんにとって彼女はけっこう知られた存在なのかもしれない。が、我らがFred Frithのコアなファン以外のプログレッシャーな皆さんとかにはあまり知られてないよな。佐村河内さん騒動のいまならタイムリーだからというわけでもなく、図書館で借りられたので観てみた。ついでに彼女のCDとか自伝も借りてガッツリ漬かったこの数日。ちなみに彼女は全聾ではなく若干聴力が残っているというところは勘違いのないよう一応、念のため。

映像は動きを追う。
街、自然、人、空間、風。

8歳頃から徐々に音を耳で聞けなくなっていった彼女はそれでもラッキーだったのだろう。そのことに自然と順応する感性を持ち合わせ、聴こえないなりに世界と向き合うにはどうしたらいいのかを自分で考え、実践できたのだから。

彼女に手話通訳はいない。リップシンクで相手の言葉を聞けるからだ。その代わり、相手を食い入るように見つめる。そこかしこに転がっている音を見つけるのと同様だ。見つめ、身体で感じようとする。

音は動きだ。フレッド・フリスが自らの体験を語り「呼吸はリズムだ」と彼女に伝える。そこから鬼太鼓座との交流シーンに移り、そこでも呼吸と音の関係性がクローズアップされる。完全な無音室に入ったとき、何も聞こえない世界を体験できるのだろうか? 否。人は自らの心音や身体が発する音を聞くことになるという。そんな話を思い出した。

枯山水に食い入るEvelyn Glennie。音を感じる。

しかし大事なのは表現し続ける魂だ。この映画を観て感じるべきは実はそこだ。自分の音を表現するには鍛錬が必要なはずなのだ。音に身をゆだね楽しむふたりしか出てこない錯覚に陥る映画ではあるのだけど、彼らは正確に楽器を弾けるだけの能力者であることも忘れてはならない。譜面より音を感じる方が大事という言葉は、譜面の音楽を体得しているからこそ云えるのだ。

でもまぁ、音楽は設計図みたいなものではつくれない。
もし現代にベートーヴェンがいたなら、聴こえないなりに懸命に演奏していたことだろう。
たぶん、本物のベートーヴェンがそうしたように。

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2013/10/13

Brand Xはいつになったらリマスターされるんや

金のない音楽好きはとにかくレンタルCDをテープに録りまくっていたわけだ。ほんの20年そこら前の話。何しろCDは高かった。いや今も日本盤は高いけど。

で、テープで所有している音源も、リマスターCDが出るタイミングで買い直したりするわけなのだけど、Brand Xは人気の割りに一向にリマスターされる気配がない。だからCDで1枚も持っていないのだ。ジャズ・ロック大好きなのに。

Livestock地元のブックオフで『Livestock』が250円棚にあるのを発見。もうリマスター待っていてもダメかもしれないし、もう買っちゃおうかと。このアルバムは渾然としていながら整然としているというBrand Xらしさがよく出ていて実に良いのだ。あー久しぶりに聴きたい。この値段なら昔レンタルした値段より安い(当時の相場は300円)。よーし買っちゃうぞとレジへ。そんなこんなで楽しみに帰ってきて、トレイを開けてみたところ、中に入っていたディスクはなぜかFrank Zappa『Joe's Garage』のディスク2という何というか、うんわかるよ、わからなくはないよ、でも何だそのディスク2って中途半端なの。それ間違えて入れちゃうかな? しかもですよ。『Joe's Garage』ってのはLPで最初出た『1』と後から出た『2&3』というのがあってね、それを最初にCD化したときは2枚組で『1&2の半分』と『2の半分と3』というパッケージにしてたのよ。それ。そのディスク2なの。どこまで中途半端なのよと。その後、CDも『1』と『2&3』の2枚組で再発されたんだけどね。そっちじゃないの。何かこう痒いところに手が届かない、すごくやるせない気持ちでいっぱいなんだ。

とりあえず、明日またブックオフ行ってくるさ……。

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2012/07/23

「ウエットン/ダウンズところによりエイジア」ではない

XXXXXX : Deluxe Edition』 Asia
海外から買ったら数日前に届きやがった新譜。やっぱりハウ爺が出しゃばらないことで成立している音ではあるけど、前作『Omega』と比べれば昔のイメージというか延長線上に戻った感はある。『Astra』とか『Then & Now』のナウな感じも「あり」な人にはぜんぜんありだろう。彼らならではの派手なアレンジも聴けるし、各楽曲も安定してよくできてる。でもさ、やっぱり1stアルバムにあったスリリングな魅力が恋しい。実は『Omega』の方がスリリングな感じはあったよね。Asiaっぽくはないんだけど。「ウエットン/ダウンズところによりエイジア」的な。新譜は「エイジア featuring ウエットン/ダウンズ」くらいにはなった。4人である必然性のある音になってる。もうぶっちゃけて云うと、ギターが別の人っぽい感じがだいぶなくなった。つまりオリジナルのAsiaらしさとは、すべてハウ爺がどれくらいちゃんとやってるか次第なんだろうな。うーむ。もっと弾け。あんたならではのトンガッてるフレーズを。

あ、とりあえずボートラで「りの、りの、莉乃、莉ー乃ー♪」と連呼されると、こんなとこまでAKBかとちょっと引くわ。

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2012/06/15

UK来日公演観たぜ:UKはいまだにトンガっていた

とんでもないものを観てしまったというのが感想。

20120614クラブチッタ川崎UKは同じトリオ編成でアメリカ公演をすでにこなしていて、その音源とかも聴いているのだけど、やはり生でないとわからないことはいっぱいある。
ネタばれになっちゃうので、敢えて詳しく書かないけど、例えば物理的に身体に響いてくる音とか、30年ぶりでも変わらぬ各メンバーの音楽的な主張とか、もうほんとこんな小さな小屋で体感できてウソみたい~って感じだ。そしてとにかくトンガっていた。ギスギス感はなかったけどね。懐メロ感皆無。実に新鮮な今の音楽だった。
チケットはソールドアウトだけど、気になる人は立ち見でも何でもとにかく押さえて観とけと。

ちなみにアメリカ公演とはセットリストが違うよ。今回はジョブソン&ボジオが一切コーラス歌わないからやらないのかなーと思っていたアレとか、ま、『Night After Night』だもんねというアレがあった。大ヒント過ぎるかな?

本当はジョブソン&ウェットンによる「Falling Angel」を生で聴きたかったというのはあるんだけど、ま、これはUKだから無くてもいいわな。

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2012/04/28

ご承知の通りTangerine Dreamの『Virgin Years』後編が出たわけだが

他にも聴きたくて買ったCD、聴かなきゃならぬCD、面白そうだから入手してみたCDなど山積みになっているのに、ここ数日はこればっか聴いていた。もう本当にこればっか。

The Virgin Years: 1977-1983The Virgin Years: 1977-1983』 Tangerine Dream
前編はアルバム5枚分の3枚組だったが、後編はアルバム7枚分の5枚組とさらにボリュームアップ。これでだいたい2000円しないで買えちゃうってんだから恐れ入谷の鬼子母神だ。TDの作品の中ではマイ・フェイバリットである『Tangram』も入った。前編の混沌とした世界が整理され、曲として理解しやすくなってきた時期にあたるのが後編ということで雑駁には正しい。Miles Davisの音楽はすべてではないけど、いまだに発見や驚きがあるからスゴイしずっと聴いちゃうんだよね、みたいなことを評論家の対談記事で読んだことがあるんだけど、TDの音楽にもそんなところがあるんだよね。『Tangram』はその際たるもので、よくわかるんだけどよくわからん。そしてそこがいい。ちなみに音的には、以前の盤(definitive edition)より各楽器の音がフラットになった反面、劇的なイメージは後退した印象。デカイ音で聴け!ということだろうか。ま、その他諸々、とりあえず聴けばいいと思う。そろそろTDの首謀者・Edgar Froeseの『Solo (1974-1983) The Virgin Years』も聴こうかと思い始めているんだけどね。いやー、これは出ると思ってなかったんだけど、出て超うれしいよね。

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2012/04/24

ASIAの新曲は「らしい」とは思う

初夏の頃にデビュー30周年ということで新作『XXX』(トリプル・エックスと読むらしい)をオリジナルのAsiaが出すとのこと。で、シングル扱いの新曲「Face On The Bridge」が公式サイトにて紹介されている。

ハウ爺もっと弾けよと思うし、ウェットンはベース持てよと思うし、パーマー爺はもっと脱げよと思うし、ダウンズひとりでもつくれそうな音だなぁという気もせんではないPVだが、21世紀に入ってからこっち、Asiaはまぁこんな感じの雰囲気ロックだし、昔は云々とか云うのはやめよう。能動的にとらえりゃそれでも「らしい」世界は広がっているし、ウェットンの歌声はいまだ瑞々しい。PVでも気持ちよさそうに歌っているしな。
ま、UKの方でギスギスしながらアルバム捻り出してほしい気持ちもあるけど、もう本人たちがそういう気分でもないのだろうし。

ちなみに現在のところハウ&ダウンズはYesパーマーは自身のバンド、ウェットンはUKで活動中。Asiaの30周年ツアーは9月に日本、10月に米国、12月に英国を回ると発表されている。うん。行きたくはある。うん。

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やっとこ手に入ったCDとかもあるので、ATFFは5月に再開予定。TFF来日もあるので、なるべく頑張って書きたいなぁと。それまでにもまぁいろいろ書いたり書かなかったりするはずではある。

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2012/04/02

そんなわけでUKのチケット確保したっす

ま、UKだったらオリジナルでも最強トリオでもはたまたエイプリルフールなJohn Wetton with BRUFORDでも全力で観に行きたいことに変わりはないわけなんだが、来日公演のチケットなんて取れる気がぜんぜんしていなかったわけで。追加公演(といっても日程的には初日ということになる)の当選メールが来たときは目が点になった。

そんなわけなんで、自分が外反母趾になっても足引き摺って観に行く予定だ。

レポはやるかもしれないしやらないかもしれない。

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